まず最初にアンケートに協力して くれた人達に感謝致します。
以下に示すアンケートの結果は、11月30日現在の結果です。 まだ、締め切っていないので、提出されていない方は、 どんどん提出して下さい。
集計結果の後に下線を引いてコメントを書きました。 その下に書いてあるのは、アンケートにあった意見です。 ホームページで公開不可、としたものは無かったので、 全員掲載しました。 (掲載に関して間違っていたら至急連絡して下さい。) 下線の上に私の回答があります。
1:低すぎる。 | 2:少し低い。 | 3:適当。 | 4:少し難しい。 | 5:難しすぎる。 |
0 | 0 | 10 | 0 | 0 |
回答者全員、「3:適当。」と答えてくれました。 ちょっと難しめかなあと思っていたので、嬉しいです。
1:進度は速くして内容を多くして欲しい。 | 0 |
2:内容を少なくしてもっとゆっくりして欲しい。 | 1 |
3:適当。 | 9 |
ほとんどの人が「3:適当。」と思っているようです。 「2:内容を少なくしてもっとゆっくりして欲しい。」は、 1人いましたが、これは全体的にスピードが速いと言うよりも、 速い時と遅い時があり、 速さにむらがあるのが問題だと思っています。 少し遅いめで揃えます。 ただ、これから計算が入ってくるのでプリントを使いますが、 プリントの進むペースがよく分からないので、 適当でない事があるかも知れません。 その時は言ってもらえると嬉しいです。
1:わかりにくい。 | 2:わかりやすい。 |
2 | 8 |
これは、質問の仕方を失敗しました。 「1:わかりにくい。」が2人もいるのですが、 どこが分かりにくいのか書いてくれていないので、 どう直して良いか分かりません。 次の質問4と一緒にして選択肢を増やせば良かったです。
1:全体の流れが分かりにくい。 | 0 |
2:具体例が少ない。 | 2 |
3:式の導出を丁寧にして欲しい。 | 1 |
4:もっと物理的な意味を説明して欲しい。 | 2 |
5:結果に対する考察が足りない。 | 1 |
6:声が小さい。 | 0 |
7:適当。 | 6 |
だいたい「7:適当。」が多いのですが、 他の項目を選んでいる人もいます。 特に「2:具体例が少ない。」と 「4:もっと物理的な意味を説明して欲しい。」が2人ずつ入っています。 具体例は、私自身は、多い方だと思っていましたが、 まだ少なかった様ですね。 物理的な意味については、§3に入ってから形式的な話が多かったので、 そう感じるのでしょう。 これもむしろ、具体例を多くすれば、解決できると思っています。
1:不適当。 | 2:適当。 | 3:黒板に番号つけるのは良くない。 | 4:黒板に番号つけるのは良い。 |
0 | 4 | 0 | 6 |
板書の量が少し多すぎるような気がしますが、 プリントを使って 口頭で説明されるだけだと理解しにくいので、 今のままでいいと思います。講義をすると、だいたいアンケートを取るのですが、 多くの人が板書を減らして、プリントにして欲しいと書くのに対し、 この方は珍しいかもしれません。 私自身はすべてをプリントにするのは良くないと思っているので、 そういう意見を聞くと嬉しいです。 これから後半の授業では少し計算が多くなるので、 それは出来るだけプリントにしようと思いますが、 物理の説明は、板書の方が考えやすい場合もあるので、 その場合は板書にします。
黒板を上下移動させるとき、重なって見えないときがある。申し分けありません。 下の黒板を書くとき書きづらいので、 ちょっと上げて書いた事があると思いますが、 それがいけなかった様ですね。 今後気をつけます。
1:とても難しい | 2:難しい | 3:適当 | 4:簡単 | 5:簡単すぎた | 6:興味が持てた | 欠席 | |
§2-1. 最小仕事とアインシュタイン ・ボルツマンの原理(10月15日,22日) | 0 | 0 | 8 | 1 | 0 | 2 | 0 |
§2-3. 空間的な密度のゆらぎ(29日) | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 3 | 0 |
§3-1. 位相空間上の分布 (29日,11月5日) | 0 | 1 | 8 | 0 | 0 | 2 | 2 |
§3-2. 位相空間上の時間発展 (5日) | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 2 | 3 |
§3-3. 時間相関関数(12日) | 0 | 2 | 4 | 0 | 0 | 5 | 1 |
§4-1. 時間おくれの応答(19日) | 0 | 1 | 4 | 1 | 0 | 4 | 0 |
最近は授業を持つ度に2回アンケートを取っているのですが、 「1:とても難しい」が1つも無かったのは、珍しいです。 しかも、「2:難しい」が回答者の半数いかなかったのは、 今回が始めてです。 最初の「§2-1.最小仕事とアインシュタイン・ボルツマンの原理」 辺りは準備不足で分かりにくかったと思ったのですが、 「3:適当」が多くて嬉しいです。 全般的に丁寧に説明したつもりなので、それが良かったのかも知れません。
「6:興味を持てた」が「§3-3.時間相関関数」 で実に半数の人が選んでいるのも、少し意外です。 話し方が良かったのでしょうか。
1:不適切。 | 0 |
2:適切。 | 7 |
3:もっと板書をプリントにして欲しい。 | 2 |
4:図は板書を止めてプリントにしてほしい。 | 0 |
5:両面刷りは止めて片面刷りにしてほしい。 | 0 |
だいたいの人が「2:適切。」を選んでくれていますが、 「3:もっと板書をプリントにして欲しい。」が、2人います。 ところがこの2人のうち1人は、 下で書くように質問5「板書」の意見に「プリントは理解しにくい」 と書いている人なので、 プリントを多くするのも絶対良いとは言えない様です。 もっともプリントをつくるのはやはり手間がいるので、 忙しいときにはなかなか準備できません。 いずれにしろ、複雑な計算は出来るだけプリントにします。
(「3:もっと板書をプリントにして欲しい。」に丸をうって、) 5,と矛盾しているかもしれませんが。 正直どちらがいいか分かりません。この方は、質問5「板書」の意見を書いてくれた人です。 私自身は、全体の流れを示すフロチャートとか、 各章の最初に書く目標、目次や、複雑な計算は、 プリントにするのが良いと思っています。 その他は、板書の方が良い場合もあるので、なかなか難しいのですが、 ケースバイケースで決めようと思います。
1:わかりにくい。 | 2:わかりやすい。 |
0 | 9 |
全員「2:わかりやすい。」なので、良かったのですが、 質問の仕方が2択で単純すぎたせいかもしれません。 もっと、良くなかった点を選択肢に混ぜれば良かったです。
1:漠然としすぎてわかりにくい。 | 2:明確でわかりやすい。 |
0 | 9 |
これも全員「2:明確でわかりやすい。」なので、良かったのですが、 質問の仕方が単純すぎたせいかもしれません。
1:無駄。 | 2:良い。 |
0 | 6 |
回答者そのものが他の質問より少ないのですが、 とにかく全員「2:良い。」でした。 これも質問の仕方が悪かったせいかもしれません。
紙の節約のため意見のある人だけが前に紙をとりにくるようにする。
全員に配るともったいないと思う。
確かに毎回限られた少数の人しか書いていないので、 私ももったいないと思います。 次回からは、後ろにおいて希望者だけ取って行ってもらうようにします。
wwwに載せている 「意見感想と回答」にも書きましたが、 毎回紙を配るのは、訳の分からない授業をするのを防ぐためです。 今回のアンケートでかなり自信が出来ましたが、 後半は、失敗するかも知れません。 しかし、毎回紙を配るのもうまくいかないみたいなので、 少し変えてみる事にします。
毎回はする必要はないかもしれません。 (例えば単元ごととか。)それは良い考えかも知れませんが、 とりあえず、毎回後ろに置きっぱなしにして、 希望者だけ取って書いてもらう形式で試します。
よく分かりません。これは質問の仕方も悪かったのです。 この様な難しい問題を聞くときは、 もっと、選択肢を多くして意見を聞けば良かったと思っています。
1:宿題で成績評価して欲しくない | 0 |
2:期末のレポートが良い | 1 |
3:筆記試験が良い | 0 |
4:今のままで良い | 6 |
5:2つ以上組み合わせて欲しい | 2 |
だいたい「4:今のままで良い」と回答してくれましたが、 「5:2つ以上組み合わせて欲しい」が2人います。 ところがどれとどれを組み合わせるか書いていない (1人は、4とだけ書いている) ので、 どれを組み合わせて良いか分かりません。 今の宿題を使うのが数も多いので、それで評価する事にします。
1:見た事が無い。 | 5 |
2:時々見る。 | 3 |
3:頻繁に見る。 | 1 |
4:もっと授業の内容をのせて欲しい。 | 0 |
5:見たけれどもつまらなかった。 | 0 |
「1:見た事が無い。」が半数以上いるので、ショックです。 結構時間をかけてつくっているのですが。 まあ、半分以上自分のためにつくっているので、 それでも良いかも知れません。
1:非常に不満 | 2:不満 | 3:まあまあ | 4:満足 | 5:非常に満足 |
0 | 0 | 0 | 9(100%) | 0 |
「4:満足」が100%というのはアンケートを取って始めてです。 「5:非常に満足」が0なのが寂しいですが、 記録は記録なのでとても嬉しいです。 後半も満足度が下がらない様頑張ります。
もっと具体例がみたいです。 まだあまり非平衡現象を扱っているという実感がわいていません。申し分けありません。 時間に依存する非平衡の部分は、後、数回で終わってしまうので、 何とかしようと思います。 液体の統計力学に入る前に、 非平衡現象が実感できる具体例を久保公式を使って、説明しようと思います。
説明がゆっくりでちょうどよいです。 ノートをとる時間もあって、自分なりにまとめながら、書くことができるので よい。有り難う御座います。 説明をゆっくりするのがよいみたいですね。 また、適当に区切りのいい所で、質問があるかどうかを聞いて、 時間をつくると、その間に皆さんが考えることが出来るので、 そういう時間も作っていきたいと思います。