質問と回答 (採点対象)

第8回 (11月29日)

この授業は質問を採点の対象にしています。 詳しくは、 ガイダンス P6を見て下さい。

宿題のレポートと一緒に。質問を出された方がいました。

ホームページで公開不可、とは書いてなかったものを、掲載しました。 (掲載に関して間違っていたら至急連絡して下さい。) 下線の上は私の回答です。 また、提出したのに、載っていない人は、 連絡して下さい。 採点されていない可能性があります。


質問 1. (採点結果: 6点)

「仮定2: f(t)=0 のとき定常」から「αがt-t'のみの関数」という結論を どのように導くのかわかりません。

これは、きちんと説明しなかったかも知れませんね。 もし、そうだったらごめんなさい。 まず、目標の所にも書いてありますが、αが外場によらない事に注意して下さい。 そうなるとαは、外場を0にして計算すれば良いわけです。 ここで、外場が 0のときは定常過程、という仮定が生きてきます。 以前にも説明しましたように、定常過程は時間の原点をずらしても同じという性質があります。 そのことから、 2つ以上の時刻を引数に持っている関数は、必ずその差にしかよらないという事がいえました。 αは、もともと、現在の時刻 t と過去の時刻 t' の2つの時刻の関数なので、 この定常過程の性質からαは、t-t'の関数になる事が導けるのです。

採点ですが、この様な質問だと残念な事に、どれくらい理解されたか分りません。 しかし、「採点する質問について」( ガイダンス の「授業に関係している質問と認められる。」に対応するので、10 点、 ただし、期限切れで 6 点です。


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