- 1. ブラウン運動の基礎I (ランジュバン方程式)
- (4) 具体例 (つづき)
- (5) まとめ
- 2. ブラウン運動の基礎II (フォッカー・プランク(FP)方程式)
- (1) FP方程式
- (2) ランジュバン方程式からの導出 (途中)
ランジュバン方程式の具体例の残りとして、 スピンを扱いましたが、これが何とも間違えが多くて申し分けありません。 今回は、スピンの緩和を表すのに適当でないブロッホ方程式+ランダム力を やりましたが、最初から、宮崎・関を扱えば良かったです。 だいたい、NMRの実験をやっているという化学の方はおられなかったし。 2.のFP方程式は、とても1回分では出来ません。 時間割を工夫する必要がありますが、 実はアンケートの結果によると、 その次の第2種揺動散逸定理の方が分かり難いと言う事なので、 単純に2.を増やして3.を減らすわけにもいかないです。
2.の仮定のところで、1番目として「X(t)とR(t')がt 分布関数を扱うのと、平均量を扱うのでは何が違うか質問が出ましたが、 もっと分布関数に関する具体例を挙げると良いかもしれません。 デルタ関数で表されるhという関数が分かり難かったようです。 特にそれを平均すれば、分布関数になるというところが問題です。 次の回で補足( 授業ノート3 PDF)を出しましたが、最初からそのように説明すれば良かったです。 すみません。 FP方程式の導出のところはごちゃごちゃしてわかりずらかったですね。 ごめんなさい。 全体の流れがはじめに分かるようにする必要がありました。 |