- 2. ブラウン運動の基礎II (フォッカー・プランク(FP)方程式)
- (2) ランジュバン方程式からの導出 (つづき)
- (3) FP方程式とランジュバン方程式が等価である条件
- (4) 具体例
- 3. ブラウン運動の基礎III (第2種揺動散逸定理)
- (1) はじめに
- (2) 第2種揺動散逸定理(2nd FDT)の導出
\\- (3) 具体例 (途中)
前回のつづきだったので、前のプリントが必要だったのですが、 用意するのを忘れていました。 持ってきていない人がいたかどうか分かりませんが、 もし、いても用意していればすぐ渡せました。 2.(3)FP方程式とランジュバン方程式が等価の条件は、 (2)の導出そのものがわかりずらかったので、あまり際立ちませんでした。 本当はここが重要だと強調したかったのですが、 結局、導出の全体の流れが理解できないまま、 ここを説明されても重要性は良く分かりません。 (4)具体例は、もう少し式の説明を詳しくやるべきです。 それぞれの場合に付いて、F(x)の形をきちんと書き下すとか、 xは何にあたるのか、もう少し板書を細かくすべきでした。 第2種揺動散逸定理は毎年アンケートで不評です。 どの辺が難しいと感じられるのか、良く分かりませんが、 もう少し物理的な意味を中心に時間かけて説明すべきようです。 今だと、2.のFP方程式におされて時間が余り取れないので、 その辺に分かり難い原因があるのかも知れません。 定理の導出は、特に(17)式の変形を丁寧に説明する方が良かったです。 宿題にまわすものは、あっさりまわし、 授業中に説明するものは、詳しく説明して、 授業中に皆が理解出来るようにするのが良いと思います。 プリントは間違えが多くて申し分けありません。 今年はほとんど訂正がないと思っていたのですが、 ここに来て増えました。 |