- 5-2. パワーロスとクラマース・クローニッヒの関係式
- (3) クラマース・クローニッヒの関係式
- (4) まとめ
- 6. 久保公式と揺動散逸定理
- (1) はじめに
- (2) 久保公式
- (3) 具体例 (途中)
今回は全般的に皆さん、授業を受けるのがきつかったみたいです。 最初の方はまだ良かったのですが、久保公式を説明するところで、 寝ている人続出で、大変でした。 久保公式は線形ランジュバン方程式の簡単ヴァージョンで説明したので、 宿題にまわすところもなく、順を追ってすべて式の変形もやったので、 大変だったからかもしれません。 授業の最初の方でやれば良かったのですが、 分散関係を説明した後だったので、集中力が続かなかったのだと思います。 説明のタイミングというか、 順番がうまく行くように工夫する必要を痛感しました。 分散関係の説明は最初の方だったので、まだ皆さんも頑張っていたのですが、 周波数が無限大のところの感受率の説明がまだあまり考えられていなくて、 質問されて、うまく答えられませんでした。 すみません。 別に仮定が必要かどうかもっと良く考えるべきでした。 5-2のまとめの方は、大体うまく行きましたが、 やはり分散関係で、下限が0でなくて負の有限の値でもまずいのか、 という説明で準備が不足していました。 すみません。 負の有限の値が積分の下限になっている場合、 周波数無限大の感受率が発散する可能性があるということです。 久保公式の具体例のところで電荷を持ったブラウン粒子をやりました。 (27)式の式変形で時間相関関数の性質を使った時に、 覚えているかどうか心配だったのですが、 首を激しく振って応答してくれた人がいたので、嬉しかったです。
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