第9回 (6月28日)



やった事

8. 時間反転対称性
  (3) 時間反転対称性(プリント、続き)
  (4) 時間相関関数の性質(プリント)
  (5) まとめ
9. オンサーガーの相反定理
  (1) はじめに
  (2) オンサーガーの仮定
  (3) 相反定理の証明(プリント)
  (4) 具体例(途中)

目標

9. 相反定理とは何か? 何が仮定されていて、どの様に証明されるか?を理解すること。

授業ノート


反省

プリントP4の(20)式が説明が足りませんでした。 済みません。 もう少し例をゆっくり説明すれば、良かったです。 Xが複数ある場合の例でやれば、分りやすかったかもしれません。

(20)式の下の例は、箇条書きの方が分かりやすかったです。 最後の分極ベクトルは、例が悪かったようで、 これを取り上げるのならばもっと説明すべきでした。 qlは、一般座標で分子の角度を表すことも出来ることを、 しっかり説明すべきでした。

(21)式から(24)式までは、 特に(23)から(24)になるまでを詳しく書くべきでした。 ここは直ぐには分からなかった様で、質問が出て、 結局黒板で説明しました。

黒板の使い方も良く無かったです。 右端は読み難いので、使わない様にするべきでした。 次回からは、線を引いて使わない様にします。

オンサーガーの仮定が分かり難いのは、 7で輸送方程式がランジュバン方程式から導けるとしてしまったのが、 1つの原因です。 最初からランジュバン方程式とは独立に導入して、 7でオンサーガーの仮定を説明すると、 分かりやすかったと思います。

オンサーガーの仮定はゆらぎの時間変化(減衰)と書かずに、 単に減衰と書けば、ランダム力を省くことが良く分かって良かったです。



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