まず最初にアンケートに協力してくれた人達に感謝致します。 さらに、アンケートの集計をして頂いただた物理事務の樽本さんに、 この場を借りて御礼申し上げます。
以下に示すアンケートの結果は、8月9日現在の結果です。 まだ、締め切っていないので、提出されていない方は、 どんどん提出して下さい。
集計結果の後に下線を引いてコメントを書きました。 その下に書いてあるのは、アンケートにあった意見です。 ホームページで公開不可、としたものは無かったので、 全員掲載しました。 (掲載に関して間違っていたら至急連絡して下さい。) 下線の上に私の回答があります。
1:難しすぎる。 | 2:少し難しい。 | 3:少し簡単。 | 4:簡単すぎる。 | 5:適当。 |
0 | 11 | 4 | 3 | 5 |
前半より回答してくれた人が4人増え、 「2:少し難しい。」と「3:少し簡単。」が2人ずつ増えました。 レベルは前半とあまり変わらないということでしょうか。
1: 進度を速くして説明を多くして欲しかった。 | 4 |
2: 進度を速くして内容を多くして欲しかった。 | 2 |
3: 教科書をとばし過ぎ。 | 7 |
4: 内容を少くして進度を遅くして欲しかった。 | 1 |
5: 進度内容ともに適当。 | 11 |
「5:進度内容ともに適当。」が半数をきり、「3:教科書をとばし過ぎ。」が票をのばしました。 後半教科書をとばしたのは、教科書の量が多すぎたためですが、 前半はそれほどとばしたように感じた人が少なかったので、前半をもう少しとばして、 後半ゆっくりやるのが良かったのでしょうか。
1: 前半より分かり易くなった。 | 6 |
2: 前半より分かりにくくなった。 | 3 |
3: 前半同様わかりにくい。 | 5 |
4: 前半同様分かり易い。 | 9 |
1つの項目では過半数行きませんが、 「1:前半より分かり易くなった。」と「4:前半同様分かり易い。」をあわせると、 半数越えるので、まあ良しとしますか。
1: 時間配分は良くなった。 | 0 |
2: 時間配分は悪い。簡単な所に時間をかけ過ぎ。 | 4 |
3: 目的・結果を端的に示してほしかった。 | 0 |
4: 式の計算が速すぎた。 | 0 |
5: 論理的なつながりが悪かった。 | 4 |
6: 式は追えるが概念的なことが分からなかった。 | 7 |
7: 特にない。 | 9 |
時間配分は全然良くならなかったようですね。 自分では、かなり工夫したつもりでしたが、来年の課題です。 ただ、「2:時間配分は悪い。簡単な所に時間をかけ過ぎ。」自体が4票しかないので、 元々時間配分が悪いと考えていなかったのでしょうか。 「6:式は追えるが概念的なことが分からなかった。」が前半に比べ、倍近く増えましたが、 後半特にそうだったのか心当たりがありません。 アンケートの設問をもう少し考えた方が良かったかもしれません。
1: いつも板書して欲しい。 | 17 |
2: 教科書を開く時間があれば、板書しなくても良い。 | 2 |
3: 板書しなくても良い。 | 3 |
もうだんトツに「1:いつも板書して欲しい。」ですね。 これは来年の参考にさせてもらいます。
1: 無言の時間が長過ぎた。 | 6 |
2: 質問の時間を取ってくれるのが良い。 | 5 |
3: 質問の時間は不要。 | 0 |
4: 板書を写すまで説明しないで欲しい。 | 1 |
5: 特に問題は無い。 | 10 |
「5:特に問題は無い。」はわずかに半数は超えませんでした。 しかし、「2:質問の時間を取ってくれるのが良い。」とあわせると、かなりいくので、 それほど問題は無いということでしょうか。 「1: 無言の時間が長過ぎた。」のですね。 これも来年の参考にします。
選択肢4は配慮されているので助かっている。 しかし、板書していないところで、学生の反応を待つ時間が長い気がする。
そうですか。 結局、質問を待つでもなく、 ノートを写すのを待つでもない沈黙の時間があるということですね。 なかなか間の問題は難しいです。
板書しながら説明せよ
これにはいくつか難しいことがあって、 一つは、黒板に向かってしゃべると良く聞こえないという問題があります。 しかし、今年は、マイクを使ったので、大丈夫かもしれません。 あとは、ノートを取る時間がないというのがあります。 板書をノートに写していると、説明が聞けません。 しかし、「4: 板書を写すまで説明しないで欲しい。」が1人しかいないので、 これも良いかもしれません。 でも、程度の問題で、板書を写し終わるまで待つ必要はないけれど、 少しは時間を取って欲しい、とも考えられます。
1: 後半は時間が短か過ぎた。 | 1 |
2: 後半は時間が短かくて良かった。 | 1 |
3: 「問題意識」はよく分からなかった。 | 3 |
4: もっと言いたい事を端的に示して欲しかった。 | 5 |
5: 「問題意識」は適当。 | 12 |
かろうじて「5:「問題意識」は適当。」が過半数取りました。 「4:もっと言いたい事を端的に示して欲しかった。」は、後半気をつけたつもりですが、 まだ足りなかったでしょうか。
1: 後半は時間が短か過ぎた。 | 0 |
2: 後半は時間が短かくて良かった。 | 0 |
3: もっとまとめて欲しかった。 | 3 |
4: 端的に結論を示して欲しかった。 | 5 |
5: 「考察」は適当。 | 14 |
「考察」の方が「問題意識」より「5:」が多いです。 それでもやはり、 「4: 端的に結論を示して欲しかった。」が、同じ数だけいて、 「問題意識」も「考察」もいいたいことをはっきり言わないと駄目な様ですね。
1:とても難しい。 | 2:難しい。 | 3:適当。 | 4:簡単。 | 5:簡単すぎた。 | 6:興味が持てた。 | 欠席 | |
8.1,2 異核2原子分子 (6月14日、21日) | 0 | 3 | 15 | 0 | 1 | 0 | 2 |
8.3 同核2原子分子 (6月21日、28日) | 0 | 3 | 14 | 0 | 1 | 0 | 3 |
11.1,2 イジング模型と平均場近似(6月28日、7月5日) | 1 | 4 | 13 | 1 | 0 | 1 | 1 |
11.3 ランダウ理論 (7月12日) | 0 | 3 | 12 | 2 | 0 | 1 | 1 |
常に過半数が「3:適当。」で全般的には良かったようです。 ただ、前半にはなかった「1:とても難しい。」が 「11.1,2 イジング模型と平均場近似」でついに出ましたね。 ここはもう少し時間をかけた方が良いのかもしれません。 特に多原子分子から話題が変わって、相転移に入ったのに、 変わり目がはやすぎて気分が切り替えれなかった人が多かったようです。
1: 口元でモゴモゴと聞きづらい。 | 1 |
2: 1音1音はっきり発音して欲しい。 | 0 |
3: マイクを使えば問題ない。 | 20 |
圧倒的に「3: マイクを使えば問題ない。」ですが、1人だけ 「1:口元でモゴモゴと聞きづらい。」がいました。
気にしすぎです。そういってもらえると安心出来ます。
マイクはいらない昨年は、いくら気をつけても声が小さいと言われたので、 今年はマイクを使ったのですが、声は大きかったですか。 前半のアンケートでもマイクは好評だったので、後半も続けたのですが、 本当の所はどうなんでしょうか。
1: 後半、矢印や点が減り、文章が多くなって良かった。 | 2 |
2: まだ単語だけの部分があり読みにくい。 | 3 |
3: 矢印や点があっても良い。 | 3 |
4: 覚えるべき式を明示するのが良い。 | 6 |
5: 板書は良い。 | 9 |
「4:覚えるべき式を明示するのが良い。」がたくさんありました。 来年度は始めから気をつけます。
もう少し板書を早くして、 途中の式や変形の仕方の式をたくさん書いてもらった方が分かりやすい。 (教科書が途中の式がないため)板書は少しゆっくり過ぎたでしょうか。 後半、簡単な所は暗記して、難しい所はノートを持って、板書しました。 前半はノートを教壇の上に置き、いちいちもどって書いてましたが、 さすがにそれは時間の無駄です。 来年は、もっとはやく板書を書く工夫を考えます。
先生の板書キレイです。ありがとうございます。 だいたい、いつも朝早くきて、字の大きさとか読みやすさを番号を書いて、調べているので、 それが良いのかもしれませんね。
1: 後半はほとんど提出した。 | 1 |
2: 成績と関係ないので提出しなかった。 | 12 |
3: 中途半端な解答は駄目だと言われたので、提出しなかった。 | 3 |
4: 後でまとめてやるつもり。 | 7 |
5: 難しくて出来ない事が多い。 | 1 |
6: 時間がなくて出来なかった。 | 2 |
やはり「2:成績と関係ないので提出しなかった。」が過半数です。 それから「3:中途半端な解答は駄目だと言われたので、提出しなかった。」が3人もいました。 これは、私の言い方も悪くて、成績と関係ないと伝えたかったのですが、 完全に解答しないと出していけないと思われたかもしれませんね。 でも、白紙で出されてもやっぱり困るので、 どれくらい書けば良いかを決めるべきだったかもしれません。 とにかく、最後の方は宿題を出してくれた人が少なくて、寂しかったです。 宿題を出してくれた人にはもれなく、解答をつけるなどの特典をつければよかったかな。
自分でやっていたので、提出はしませんでした。提出してもらえると、添削するので良いと思うのですが、 提出されなかったのはどうしてでしょうか。 添削はあまり良くなかったですか。
成績と関係ないので、いつも優先順位が低い。 やらなくてはいけないものは、他の事をやらないいい訳にできる。宿題をやって提出するメリットをもう少し考えた方が良いのでしょうね。
1: 小テストはやらなくても良かった。 | 6 |
2: 小テストは良かった。 | 9 |
3: 小テストをやるなら中間試験は不要。 | 1 |
4: 宿題を評価して欲しい。 | 7 |
5: 試験以外にも何かして欲しい。 | 2 |
6: 学習到達度再調査をして欲しい。 | 4 |
「2:小テストは良かった。」が「1:小テストはやらなくても良かった。」 を数の上では上回っているので、単純な多数決ならば、小テストの勝ちです。 ですが、反対派が 6人もいるということは、結構不満に思っている人が多いということです。 賛成派も半数を越えてないし。 一発勝負よりも、何回か機会があるのは良いと思うのですが、どこに不満があるのでしょう。 今回は、1回しかなかったので、時間の割に効果が少ないところしょうか。 来年は、最低3回はやって、中間試験はなくそうと思っています。
選択肢4について、ぜひ宿題を評価するのが難しい理由はもう何度か書きましたので、ここでは 「じゃあ何で、選択肢にいれるのか」という問いの答えを書きます。 というか、もちろん「4:宿題を評価して欲しい。」を選んだ人が半数越えたら考えます。 「えええ!!!じゃあ選べば良かった」という声が聞こえますが、3分の1じゃ駄目ですね。 というわけで、アンケートはすごく大事という話でした。
1:非常に不満。 | 2:不満。 | 3:まあまあ。 | 4:満足。 | 5:非常に満足。 |
0(0%) | 2(9%) | 10(43%) | 7(30%) | 4(17%) |
前半にあった「1:非常に不満」が消えました。 「2:不満。」は増えましたが、「1:非常に不満」と「2:不満。」を合わせた数は減っています。 「4:満足」と「5:非常に満足」も、合わせた数は増えていますが、「5:非常に満足。」は減りました。 まあ全般的には前半より良くなったと思って言いでしょう。
ホームページに、授業でした事とか、進度とか、重要なポイントが書かれていて、 勉強するところがはっきりわかって良かった。 説明もイメージがつきやすくてわかりやすかった。
ありがとうございます。 ホームページは、以前は反省とかも載せていたのですが、 手間の割に皆が読んでいる感じがなかったので止めました。 今の内容にしたのは、欠席した人の助けに少しでもなるかなと思って書いていたのですが、 出席した人も役に立って良かったです。 説明については、私はイメージをつけて説明するのが苦手だと思っていたので、 そう言ってもらえるととてもうれしいです。
前半と比べて、板書・説明共に良いものであったと思います。 特に最後の講義は、途中眠ってしまっていても(申し訳ありません)、 黒板を追うだけでスムーズに先生の説明に入ってゆけました。 (宿題は成績に関与(加点減点)することを仄めかすと提出率が良くなっていいと思います。 学生のためを思って下さるなら、厳しくお願いします。 乱筆申し訳ありません。)
いつもは、前半でアンケートを取っても改善されることがほとんどなくて、 努力はするのですが、結局叱られてしまうのが多いのです。 今回は「後半良くなった」とほめて頂いてありがとうございました。 宿題については、成績にいれるかどうかは、はっきりした方が良いと思うのですが、どうでしょうか。
授業お疲れ様でした!!自分は勉強不足なので講義内容はあんまり理解していませんが (申し訳ありません…)先生と接して、先生のコトがとーっても大好きにになりました!!!! ありがとうございました。 期末がんばります。
ありがとうございます。 本当はあまり勉強しなくても、講義内容が理解できるのが理想ですが、 特に学部の授業では全然無理ですね。 大学院だとある程度出来るような気がしますが。 この授業だと、もしかしたら、充分勉強しても理解できないかも知れません。 せめて、勉強したらわかるようにはしたいと思っています。 それにしても、九大には優しい人が多いですね。 その優しさに答えるよう、今後も頑張っていきたいと思います。
授業でやらない所はレポートにしてほしい→(成績に加算)
例)授業中に圧力だけ導出するならば、比熱やエネルギーの計算をレポートにする。
比熱やエネルギーは宿題にしたのですが、やはり成績に加算がポイントでしょうか。 確かに宿題を全部加算するのではなく、時々加算するのは一つの方法かも知れません。
目的とかが分かりやすくてよかった。
またまたほめて頂いてありがとうございます。 本当は話の中で自然に目的がわかれば良いのでしょうが、私にはその力がありません。 したがって、最初にいきなり目標という形で箇条書きにすることにしました。 それがうまくいったみたいですね。