観劇記録

実は、劇を見に行ったりする人。 趣味の域にも達していないでしょうけど。
ピグモから木村さんがいなくなったので、どうしようかと。
以下、メモ書き。

劇団名あなピグモ捕獲団
演目Volume.9 "CONTINENTAL-CIRCUS"
日時2000年5月
場所あじびホール
始めての観劇。これが演劇っちゅーもんですか。 変な世界観。いきなりの場面転換の連続。 多少、怖さを感じるくらいのセリフ回し。 エヴァのテレビ版の最終回あたりを髣髴されるものあり。
よくわからんまま終わる。

はなしは、アイルトンセナ様の話。 「時速300kmの世界」「君、人生を賭けてみないか?」「かわいくない」 などのセリフが印象に残った。あと、馬場さんの物真似も。 ・・・もっぺんくらい行っても良いか?

内容とは関係ないですが、会場のクーラーがちょい効き過ぎ。寒かった。
劇団名あなピグモ捕獲団
演目Volume.10 "GIANT-STEP"
日時2000年12月
場所ぽんプラザホール
2回目の観劇。前回よりも近い席で見た。 役者さんの顔を眺めることが可能だった。 でも、顔を見るよりも全体を観る方が良い、と思われ。

はなしは、月に行きそこなったアポロ13号の話。
印象に残ったセリフなし。ちょっと残念。 わいの集中力が欠けてただけかもしれへんけど。 だって、クリスマスイブなんだもんっ(関係ない)。
そいえば、劇の中で世紀末とクリスマスとアポロさん(違)の積年の思いを掛け合わせてた。

前回に比べ、ちょいインパクト低し。 あと、話の展開の仕方が前回と似過ぎ。 毎回、こうなのか? ・・・パターンでうけをとるのは僕好みじゃない。 良い意味で、裏切りが欲しいところです。 ・・・この感触だと次は行くかどうかが、疑問です(^^; 誘ってくださった先輩も行くのかどうかも怪しい気配ですし(^^;

内容とは関係ないですが、 今回は、暖房が効き過ぎ。暑かった。
メモ:過去の劇「ゴドーを待ちながら」ってのに、興味あり。
劇団名あなピグモ捕獲団
演目Volume.11 "SAVANNA-CHANCE"
日時2001年6月
場所ぽんプラザホール
前回でアナピグモに見きりをつけても良かったんだが、 丁度公演時期に 「見ても良いなぁ」って気持ちになったので、 先輩にくっついていった。 つっても、 「映画が見たいなぁっていう気持ちが変化したもの」 だったりする。
ウェブ日記(本当は、週記)を読ませていただいてることもあり、 今回は石井さんにちょい注目。 あと、前日にウェブ上でお顔をお見かけしたナントカ川さん(通称『サカセ』らしいです)にも注目。 ・・・って、ちゃんと演劇を見ろよ、自分。

はなしは、・・・って、あれ?何がメインの内容だったんだろう?
思い出せるキーワードは、現在と過去。星空と地上の境界線。戦場と線上。 あと、「行こう、あの境界線の向こうへ」って言う台詞が 印象に残ってるので、 たぶん、「向こうに行く」とかそういう話だったに違いない ・・・って、これじゃー何の話かわからん(^^;。
今回は、「あれ?もうおしまい?」って感じで終わっちゃいました。 これって、 「時間を忘れさせてくれてた」ってのと 「クライマックスが無かった?」っていうのの両方の要因でそう思ったんだろう なぁ。
結局、ぼんやりと話が展開していった…という感じ…かしら(←誰だよ、お前)。

と、気になった事をひとつ。 「天体観測」と「76年ぶりのハレー彗星」の 単語が幾度も登場してた。 で〜ですね、最近流行ってた、『バンプオブチキン』の『天体観測』って曲との つながりがありそうで、気になったり、ならなかったり。例えば、 「はじめようか、天体観測」「午前2時に…」「あの丘で…」 「ほうき星追いかけてる♪」などの台詞達。 あぁ、関連がありそうだ…つぅか、脚本書いてる人が『天体観測』を聞いてたに 違いない…と思っておく。

あと、10人出演ってのは、大過ぎ。演出の問題で解決出来るのかもしれません が…。 7人で良いと思います。良い良い。
今回、木村さんと供に主演だったっぽい気配のさかせ川さんは、けっこう上手い と思ったけど、 ピグモと色が違うのでは?とも思った。 …と、わては数回しか見てないので、これはかなり適当な意見ですよ。
総合的には、まぁまぁ。

今回は外界の気候がやばかったため、 「室内は快適だにょ〜」って状態でした。
劇団名あなピグモ捕獲団
演目Volume.12 "JUICY CAMERA"
日時2001年12月
場所ぽんプラザホール
ふと気が付くと、現実逃避をしたい季節になっていた(何?)。
そして、気が付けば現実逃避をするに十分な材料も転がってきた(どれ?これ)。
そして、先輩に連絡をとって、一緒に観劇へ。めくるめく場面転換にメロメロ。

はなしは、戦争と平和な話。
戦争は悲惨なものだが、それを忘れてしまうと大変な事になる。 だからこそ、人々の記憶に焼き付けておくべきだ・・・とか、そんな感じの内容・・・のはず。 世の中で起こってる戦争の悲惨さを、よりリアリティーをもって見つめる必要があるのだろう、 そして「平和な青空の下で生活できる事」がとても幸せな事だという事をもっと認識すべきだろう、 って、そんな事を感じた。
・・・ただ、途中までは、話の筋がよくわからず、 何がなにやら全然わからんかった。 そこで、勝手に『忘れてし まった記憶と名前、そして目的を探す』というテーマをでっちあげつつ 見てました。

前回よりも出演者数が増えていたので、「わけわからなくなる感」も高まってい たのですけど、 そんなにゴチャゴチャしてない感じで、その点に関しては良かった。
もう4度目の観劇っていう事もあってか出演者を覚えてきた、ってのもゴチャゴ チャして無いように見えた要因かもです。 特筆すべきは『石井さんを即効で発見できる能力』を取得してた自分。

劇の途中で話が停滞し、「役者さんの本名」が出てきた。 展開を忘れてたっぽかったんだけど、 アレはマヂだったのか、台本どおりだったのかが気になるところ。ワラタ。
「結婚詐欺ごっこ」が大ヒットでした。
劇の途中で唐突に「千と千尋の神隠し」のテーマ曲が流れ始めたのもヒット。 千と千尋を見てなかったので、木村さんの物真似を掴みきれなかったのが残念。
総合的に、まぁまぁ満足。
劇団名九大演劇部
演目スペクトル戦隊 虹色7
日時2002年11月
場所九大学祭芝居小屋
前々から、『ピグモ以外も見てみなきゃーね』と思いつつ生きていました。 学祭にて、『演劇9円、お手軽ねぇ。しかも、1時間くらいで終わるし。』 という思考の元、見に行く事を決意。
タイトルからしてヤヴァそうな気配濃厚なんですけど…。

はなしは、世界の平和を守るために5人戦隊を結成しよう…というわけで、 残るは後一人、虹色レッドをやってくれる人を勧誘すれば無事結成。 白羽の矢を立てた不運なお兄さんを騙し騙し煽てながら勧誘し、 その気にさせて…あとは、落ちへ向かってまっしぐら。

40分くらいで終了。 なので、はなしも上記の感じであまり複雑じゃないのね。 この短さならば、楽〜に見れて良いですネ。 多少イタクても、耐えれますネ。
当初の予想通りイタイ台詞、イタイ小道具、イタイ設定が天こ盛り。 でもタイトルを見た時から、そんなのを覚悟してたので、あまり引かず。 勢いが良いってステキですネぇ。若いってステキですネぇ。 悪の秘密結社のキャラとして、ステレオタイプな博士が登場。 絶対やりすぎ。でも、そこも勢いでカバー。

『5人戦隊で、虹色7』っていうのがひっかかりましたけど。

ちょっと、思った事。 小屋がせまかった。 役者さん、声を張りすぎです。 音響の音量が大き過ぎです。 オレンジのお兄ちゃん(誰だろうねw)がわりと演技が落ち着いてる感じで良い感じ、と。
劇団名劇団GIGA
演目サロメ
日時2002年12月
場所銭湯『都湯』
前々から、『ピグモ以外も見てみなきゃーね』と思いつつ生きていました。 ちょうど人からお誘いが来たので、 ぁぁどうしようかなぁ〜…ぁぁーサカセが出るんだぁ〜よっしゃ見るぜぇ、 という感じで見ること決定。

はなしは、王様がお姫様に恋をして、お姫様は預言者に恋をして、 預言者は遠くを見据え。 お姫様は預言者を欲し、王様はお姫様を欲する。 それぞれの欲望の為に密約をかわし、姫は預言者の首を得る。 取り返しのつかない状況になってから、 それぞれが己の愚行に気付き、幕は下りる。
オスカー・ワイルドさんが原作らしい。

ぼーっと、だらだらと、続いてた感じがしました。 おどり、いらない。楽団、いらない。 濃厚に世界観を築き上げようとしていたのかもしれませんが、 だらだら感が強かったような。もっとテンポよく進んだ方が良いかなぁ、と。
宮原さんの演技というかシャベリ方がおもろかったです。 幸田さんの別の演技が見てみたい、と少々思いました。

銭湯って、無茶っしょ。見難いっす。立ち見だったし。きついって。 音響さん(?)は、別の場所から音を出せば良いじゃんって思うし。 見るお客さんの事を第一に考えるべきではないのだろうか? …やってる人が楽しければ良い、という意見を聞いた事もある気がするけど。