2004年6月の技術日記


Jun.6,2004 (Sun)

ソラリス

今月は盛りだくさんであるにもかかわらず、先週からパフォーマンスが低下中。気分を何とかするために、ずっと買ったまま見る時間が無くて放置されていたソラリスを観る。

ソラリス 特別編 (初回限定版) ソラリス 特別編 (初回限定版)』 DVD
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
出演者:
発売日: 2003/12/05, 時間: 99 分
音声: 英語/日本語
音声仕様: Dolby Digital 5.1
字幕: 英語
画面サイズ:  シネマスコープ

すでに映画で観ていたのだけれども、やっぱり良い。小説も高校生のときから何度か読んだのだけれども、やっぱり謎は謎のまま。環境映像のようにぼんやりと眺めて、でもちゃんと内容が面白い。

良いのだけれども、別の方向に気分が盛り上がってパフォーマンスは依然回復しない。

新携帯:A5504T

参考:「A5504T」、Bluetoothの実用性(by ITMedia)

待望のBluetooth携帯が出たのは知っていたけども、操作感が変わるのがいやだったのでSonyあたりから出ないかとずっと待っていた。しかし、しばらく様子見で待っていたのだけれども、一向に出る気配が無いことから購入に踏み切った。

良かったところ

  • 一日中Bluetoothを待機状態にできるので、携帯を取り出して操作しなくてもダイアルアップ接続が出来る
  • ダイアルアップ接続の通信速度が向上した
  • 電池の持ちがよくなった
  • やっとカメラ付きになった
  • 各種辞書が付いている

特に1番上と2番目が良い。これだけでも買った価値があったといえる。実際にはカメラとか辞書はどうでも良かった。

がっかりしたところ

  • C413Sに付いていたジョグダイアルが無い
  • ソフトの操作性が良くない

ジョグは東芝機なので諦めるとしても、A5504Tのソフトの操作性は慣れで片付けられないものがあるように思う。1日触ってイライラした所は以下のよう。

次にどれを押せばよいか分かりにくい
C413Sは、ほとんどの操作はジョグと左右の方向キーでほとんど完結していた。
一方、A5504Tは左右の方向を入力するキーがそれぞれ2つあるだけでなく、状況に応じてどちらかを使い分けないといけないため非常に分かりにくい。
また、画面下部に出る「OK」「キャンセル」などを押すボタンもC413Sでは単純に左右キーに割り当てられていたが、A5504Tでは矢印キーとは別のさらに3つ並んだキーから選ばないといけないため直感的でなく、指の移動が面倒。
要するに、状況に応じて押すべきボタンが多すぎる。
確認操作が面倒
C413Sでは、「はい」「いいえ」の確認操作は「ジョグで選択」+「押し込み」のほぼ1ステップで出来ていた。(2ステップのようであるが、実際の操作は連続しているので1ステップに感じる。)
一方、A5504Tは上下キーで「はい」「いいえ」を選択した上で、決定ボタンを押すという2ステップになっている。これも指の移動と押す動作が面倒であるので、上か下(もしくは左右)を押すだけで決定されるようにするべきだと思う。
メインメニューのアニメーションが不要
メインメニューは各項目が選択されるとアニメーションされるが、アニメーション中の1秒程度は何を選んだのか識別できないので、項目の位置を記憶しないと使えない。

もしかしたら慣れるとこちらの方が入力が速いのかもしれないし、特許や権利の関係であえてこうしているのかもしれない。とりあえず今のところは良かった部分が上回っているので損はしたとは思っていない。

Jun.7,2004 (Mon)

徐々にパフォーマンスを取り戻す。キーの打ちすぎで指の腹が痛くなる。やっぱりRealForceを持って歩かなければならないらしい。

Eclipse3 RC1

PowerBookG4に入れてみる。GUIのテーマの選択が出来るようになったらしく、かなり見た目が変わっていた。

いろいろ触ってみた結果、「あったらいいな」的な機能がほぼ全部そろっている。Macの場合はもともとマウスを多用してしまうような環境なので、Eclipseの使い勝手はかなり良い。

ただし、やっぱり動作が遅いのが難点。G4の1GHzと1GByteのメモリをもってしても、かなりもっさりした感じでとても軽快に開発が行えない。RC1なので、とりあえずリリース版が出るまで様子を見てみる。

USB扇風機

1ヶ月前ほど、研究用の大量のデータを格納するために外付けのハードディスク(BUFFALO:HD-160IU2)を購入した。ファンレスで静音なのはいいのだけれども、6月になって気温が上昇したためか外壁が非常に熱い。触れないくらい熱い。いくら放熱設計で動作環境上限温度35℃でも、火傷しそうな温度まで熱くなるのはよろしくなさそう。

ということで、適当なUSB扇風機(ロアス:UA-006)を購入。マイナスイオンが出るらしいが、オゾンとかは出ないタイプらしいのでとりあえず安全。ハードディスクに向けて風を送るとひんやり感じる程度まで温度が低下。すばらしい。音はうるさいハードディスク並なので、周りを囲って防音する必要がありそう。しばらく連続運転してみて様子を見る。

USBファン

Jun.11,2004 (Fri)

USB扇風機2

先日設置したUSBファンは非常に快調。連続運転しているが、今のところ安定している。とりあえず周りをダンボールや箱で囲って騒音を小さくしてみた。日中であれば飛行機や車の騒音でほとんど分からない程度になったつもり。

しかし、売りの「マイナスイオン」についてはちょっと怪しくなった。本体下部に怪しい穴を発見。その中には尖った電極のようなものが見える。てっきり「マイナスイオン」はファンから「発生」しているのだと思っていたのだけども、どうもそうではないらしい。空中放電のオゾン発生系か、トルマリン的な静電界+物理振動系らしい。内部の回路まで見てはいないのだけども、どっちにしろこの程度の大きさとUSB電源程度では人間に害を与えるほどではないと思われる。多分。

?

Jun.13,2004 (Sun)

とりあえず移動する日。

続・A5504T

相変わらずBluetoothのダイアルアップは便利だけども、カメラで取った画像をコンピューター(X31)にダイレクトに送ることが出来ない。画像を送受信できるプロファイルがお互いに無いかららしい。目の前の機械同士が後一歩のところで通信が出来ないのはなんとも悲しい。誰かそういうツールを作ってないものかと探し中。・・・規格が無料で読めるわけでないようなので、フリーでのツールは期待できそうに無い。

しばらく使って行くうちに、前回指摘した使いにくいという第一印象は確信に変わった。下に操作キーの図を示してみた。

 〜十字キー周辺〜
[ LT ][ CT ][ RT ]
[ ^ ]
[<<][ < ][ O ][ > ][>>]
[ V ]
[Open] [clear] [Close]

例えば、「決定」は[O]キーと[CT]キーに割り振られる。その使い分けの基準は[O]キーに別の機能を割り当てているときは[CT]を使うといった感じのようだけども、必ずしもそうでない。一応、現在どっちが「決定」になっているかは画面に書いてあるが、[O]の時であっても本来[CT]のアサインを説明する場所に書いてあるので相当注意して見ないと分からない。また、[O]キーが決定の場合は[CT]を押しても無視されるので、[CT]を押しておけば解決されるというわけでもない。

また、「キャンセル」や「戻る」はもっと凶悪で、[LT]と[Clear]のどちらかに割り振られるのだけども、[LT]は「メールの送信」などの重要な機能にもアサインされるため、キャンセルのつもりが送信や何かの機能の発動になってしまうことがよくある。

また、上に3つ並んだ[LT][CT][RT]は、どんな機能が割り当てられるのか簡単に予想できず、画面を見ないと分からないので軽快に操作が出来ない。

以上が非常に気になったところだけども、メールのあて先の指定など、他の操作に関しても軽快に操作が出来るとは言いづらい。カメラやBluetooth、日本語変換のレスポンスなど、個々の機能は非常に完成度が高いのに、この操作性の悪さはひどすぎる。慣れれば使えるのだろうけども、こんな変態な操作を指になじませるのは気分が悪い。あまりの操作性の悪さに、メールを打つ件数が激減してしまった。

ユーザビリティー無視のような素人デザイナーが設計したとか、状態遷移図を知らないエンジニアがノリで画面遷移とボタンを設計しましたというような出来であるのだけども、まさか本当に東芝の設計者がそうであるとは思えない。おそらく、設計の時間や予算がとれなかったとか、AUか何かのガイドラインがネックになって自由に設計できなかったとか、偉い人に「こうしなさい」と脅されたとか、そうであることを願いたい。

要領とごまかしとブランド

フリーターに「若者自立塾」設置へ 厚労省(@asahi.com) を見て、どこかで聞いた歌を思い出した。発見された → 旅立ちのとき。すごすぎる。発信地は社員教育研究所で、ここではCDも売ってるもよう。Amazonあたりに出品してくれたら買うのだけど。

ここのコラムの道具と顔(1)には面白いことが書いてある。まさにフレッシュな雰囲気を醸し出す若者とブランドで固めた嫌味な若者を例に出して、後者を目指せと主張している。個人的には同意しかねるが、現実社会のコトワリを示しているとも言える。

自分やうちの近所では、見た目よりも中の人の評価を重視しているつもりだけども、世の中を実際に動かしている人々は外見を重視する場合が多いように思う。そういう意味では真理を突いているといえるが、社会に媚びているようで悲しい。今後は、転職時に「減収やむを得ず」、労働意識も欧米化のきざし(@asahi.com)で

日本法人のライトマネジメントコンサルタンツジャパン(東京)は「日本人も、転職すれば年功型の賃金システムではなく労働市場の価値で決まることを理解し始めた」と分析している。

と指摘されているように、中の人の価値が重要になってくることが確実なので、見た目でプラスの評価を期待するというのは通用しなくなってくると思っている。

その前に、「要領とごまかしで長い坂はゆけない」んだったら、ブランドでごまかすのは既に矛盾しているような気もする。この会社の次回コラムが気になる。

Jun.14,2004 (Mon)

20時間連続稼動の日。ぶっつけ本番するも、撃沈される。「モットワカリヤスク準備シテクダサイ」。前向きに。



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桜井雅史: E-mail : m.sakurai@cmt.phys.kyushu-u.ac.jp
Web page : http://www.cmt.phys.kyushu-u.ac.jp/~M.Sakurai/