アメリカ旅行日記 (Sep. 2002)
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9月24日
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今日で最後ネ、ニューオリンズ。朝起きて、ニュースをチェック。テロ警戒レベ
ルオレンジってさ。これって、いつ発令されたんだろう?何かあったんだろうか?
心配だ。でも、日本を発つ前日にオレンジになってた気もするので、そんなに気
にしなくても良いだろうサ。
あと昨日はメキシコに滞在してたハリケーンが動き始めてた。ヤヴァイね。木曜
に最接近する予定らしいけど、今日も明日も雨だってさ。大丈夫かいな。ニュー
オリンズって海抜マイナス2mとかだからねぇ。怖すぎ。テレビにはメキシコの
様子の映像が流れてる。大変そう。で、現地の人の発言があるんだけど、スペイ
ン語っぽい。それを英語に同時通訳してるんだけど、どっちも聞き取れません
(^^; そいえば、高校がいくつか休みに…って情報も流れてる。何で休みに
なってるんだろう。台風?テロ?不安はつのる一方。
そうそう、今日も変な夢を見た。日本に無事たどり着いたは良いがお土産を買っ
てない、夢だった。昼間でさえ、今日が何日で、何日後に帰るのか、ってのをよ
く理解せずに生活してるし、よく2度寝(というか夜中に一度起きる)してるし、
さらに夢の中だし、日付の感覚が無茶変。目覚めてから、あ、ここ日本じゃない
ジャン。でも、お土産買う日って残ってるんだっけ?などと思ったりしてたさ。
ま、無難に空港でチョコレートにするかなぁ(w あ、事務の人に買わなきゃ…。あと、T飼さんとS井くんにも何か買わなきゃ。あと、N田くんネ。
雨ですね、ニューオリンズ。『雨のニューオリンズ』っていう映画のタイトルを
思い出すが見た事ないので、関係あるかどうかは知らない。朝10時、待ち合わせをしてたので、vincentさん
をホテルのロビーにて待つ。ホテル辺りって、一方通行だらけだから、遅れたら
しい。ま、案内してもらうし、車出してもらうし、来てくれれば、そこまで気に
ならない。
車でドライブ。彼は『しえろぅ』か
ら来たって言ってたんだけど、どこなのかわからず(かなり後で、シアトルの事
を言ってたんだと判明)。ベースを弾く人らしい。すげいね。
いろいろな場所を
案内してもらった。で、いろいろ説明してくれた。時々、ドラッグとかいう単語
が聞こえる。危険だから一人では歩かないようにね、って事らしい。こぇーっす
ネ。車の中ではJAZZが流れて
た。good。若者の通りっていう感じのマガジン通りを通って、Parkを見ながら
Tulane大学(たしか、ペリカン文書の舞台になってた大学)の辺へ。ここって有
名な大学らしいね(ガイドブックにも載ってたさ)。ほいで、アップタウンの家々
を眺めながらさらにドライブ。左手にルイジアナ・スーパードーム(NFLの球場)
を見ながら橋を渡って、ミシシッピ川の向こう側へ。ちょっと雰囲気が違う(よ
うな気が少しした)。川沿いをドライブ。油のプラントか、備蓄設備かわからな
いけど、そういうのがたくさん並んでた。芝生の広場に、ペリカンがたくさんい
た。で、別の橋を渡って川のこっち側(どっちだよ)へ戻ってきた。以下、思った事を
箇条書き。
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道路がぼろい(地盤がゆるいからだって言う話)。
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教会がたくさんあっ
て、どれもかっこ良い。ロチェスターでは病院がかっこ良いと思ったけど、ここ
は教会がかっこ良い。病院は見かけなかったけど。
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お墓がすごい大きくて、ひと
つのお墓が水車小屋くらいの大きさがある(水車小屋は見たこと無いけど)。
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公
園が大きい、というか大きすぎる。あそこまで大きい公園を何に使うだろう?
大学へ戻って、何かのミーティング。たぶん、新入生向けのガイダンス。そこでピッツァを食べる。ただめし〜♪
その後、vincentさんの日本人の友達がいるっていう大学へ移動。彼は車を降りる時
に、CDプレイヤーを座席の下に移動してた。「こうしないと窓を割られて盗られ
ちゃうからね。これがニューオリンズです。」ってさ。怖いね。待ち合わせし
てた人はしばらく講義があるらしいので、学校にてしばし待つ。つぅか、vincentさんはベースの練習をしてた…やるな。講義が終わって『まゆみ』さんと合流。で、ぼくはJAZZを聴きたい(見たい?)ので、演奏が始まる時間まで時間つぶし(4時間半)。
とりあえず早めの晩御飯。ニューオリンズっぽいもの(ケイジャン料理)を食べ
てなかったので、それを食べにフレンチクォーターへ移動。フレンチクォーター
のお店、ハリケーン対策をしてるんですけど。木の板を窓に取り付けてるんです
けど。ドアに土嚢を積んでるんですけど。閉まってる店がけっこうあるんですけ
ど。それはそーと、ガンボショップに入ってチキンガンボを食べた。わりといけ
てる。その後、お土産を買いに。Pralines(プラリーヌ)を薦められたのでそれ
を買いに。それって、日曜にJAXの4階で見かけたやつだ。あそこではその場で
作ってたのに。名物だったとはね。試食すりゃ良かった。で、お土産ノルマは達
成したので、後は
友達関係のお土産だけ。…適当なものを発見できたら買おっと。その後。Cafe
du Mondeってお店でBeignet(ベニエ)っていうドーナツっぽいおやつとコーヒーを。そこ
のコーヒーにはチコリが入ってるらしく、ちょい独特な味がする。アメリカでの
話をしてた。まゆみさんがNO大学の近くを歩いてたら、ホールドアップって言わ
れたらしい。700ドルとかカードとかいろいろ持ってかれたらしい。こぇぇっ
すよ。
その後、することがない(w 結局、大きいスーパーへ行ってみることにした。
車で移動する事、約1時間…って遠いよ(w そこ、マヂでかい&変なもの売っ
てる。チェーンソーとか車のタイヤとかライフルとか。って、すげいよ、さすが
米ですね。そうそう、CD売り場に視聴マシンがありました。で、そいつにCD
ジャケットについてるバーコードを読み取らせると、曲をちょこっとずつ視聴で
きるのです。すげぃね、便利だね、ちょい感動だね。まゆみさんが台風に備えて
水などを買いたいって言ってたので、それに付き添う。そういう関係の商品が売
れまくってた。棚がさみしー。かなり深刻なんだね。
JAZZを聴きにフレンチクォーターへ移動。でも、JAZZを聴けるお店もけっ
こう閉まってる。3件連続でclosed。4店目は開いてたけど(Snug Harborって
店)。JAZZを聴くに12$。vincentさんが学割交渉してくれて、6$で入れた。
わーい。Harold Battisteっていうバンド(ピアノ、ティンバル、ウッドベース、
ドラム、サックス、トランペット)。1時間半ほど、JAZZを堪能できました。途
中、客席にいたじぃさまがステージに呼ばれて、サックスを吹いてた(UNOの音
楽学科のprof.だって)。飲み屋さんの一室がJAZZコンサート用のスタジオみた
いな感じになってるのね。で、そこは飲み屋さん(バーというべきか。)って感
じなのね。で、客席の中にはいろんな人がいるわけで…。ステージを全然見てな
い女の人とか、(かなり熱く)接吻をしてる夫婦っぽい人達とか…。その夫婦っ
て僕のすぐ斜め前にいたのね。で、接吻をしてる途中にその子供が戻ってきたの
ね(w その夫婦、あわててたよ。
そこでの演奏を聴いた後、また別の店に行ってJAZZを聴いた(d.b.a.って店で、
Naked on the floorってバンド。エレキベース、サックス、ウッドベース、トロ
ンボーン、ドラム)。ウッドベースのにぃちゃん、良いです。雰囲気がいってま
した。演奏が始まったら、さらなる高みへと。1曲聴いて撤収。もうちょっと聴
きたかったけど、明日、早いから仕方ないね。
まゆみさん、vincentさん、どーもありがとー。
ホテルについてから、明日の出発の準備。『飛行機が飛ぶのか』『明朝、起きれるのか』の2点が問題。