VAIO 505R ユニックス化 日記

愛機 VAIOノート PCG-505R は、ここ数年がんばって働いてくれた。 しかし最近は、お家からのメールチェック、音楽再生などの仕事しかさせてない。 これなら、無くても良いような気がしてきた。 そこで、必要なデータをバイオ2号くんに移してしまい、このバイオ1号くんは 「unixのインストール練習マシン」として活躍してもらうことにした。

こうして、バイオ505Rくんユニックス化計画が始動した。 このサイトは、そんな軌跡を追った日記である。
←【 Prev 】 ・・・・ 【 Next 】→

2002年1月29日

Win98とオモイカネなどを入れる。めざせデゥアルブート

ハードディスクを買ってきた。 昨日試した HDD と同じものだったら、505R が確実に HDD を認識してくれると思い、同じ物を買った。
とりあえず、HDD を 505R にとりつけた。 本体を元に戻そうとしたら、本体のケースの間に、ちょっと隙間ができる。 ねじを閉めたら、ピタッてなったので、良しとする。

まずは Win98 をインストール。 BIOS を初期化して、起動用 FD + CDRW ドライブでインストール開始。
a: > fdisk
とし、HDD のパーティションを切って、Windows のインストール領域を 7000M 確保した。 あとは、お任せコースで Windows98 をインストールした。

次は、オモイカネのインストール。 電源を切って、CDRW ドライブを外し、CD ドライブを付けて、オモイカネインストール CD を入れて、起動。 fdiskで、オモイカネ用の領域を確保。 / 4000M ライザー /swap 128M /home 8000M ライザー で作成。 あとは、インストールの続きを実行。

インストール完了後、root でログインし、
# ogl-admin
を実行。今回も文字化けの中、設定にトライ。 ここで、画面が切り替わり、絵が表示された。上手くいったっぽい。
最後、「ゴニョxf86configゴニョX11ゴニョ」という文章が出てきて、選択肢が三つ。わからんので、一番左を選択。
始めの画面に戻ったので、cancelを選んだ。

# startx
でxを起動。成功。
xを終了し、シャットダウンした。

次は、デゥアルブートの設定。 とりあえず、OGLを起動し、rootでログイン。 GRUBの設定ファイルをミヨウミマネで編集。
# vi /boot/grub/menu.lst
として、ファイルの中に
timeout 20
default 0
fallback 0

title OGL Free 2.0.1 (2.4.9-ogl)

root (hd0,1)
kernel /boot/vmlinuz-2.4.9-ogl root=/dev/hda2 devfs=mount
boot

title Windows 98
unhide (hd0,0)
rootnoverify (hd0,0)
chainloader +1
makeactive
boot

と書いた。 これで、設定終了。

それぞれをちょこっと設定。

Win98を軽く設定。 思兼を軽く設定。
# dpkg-reconfigure debconf
と、ここまで設定して気付く。ネットワーク設定してない。

設定の仕方が不明。(;_;)
2002年1月30日
Windows98のディレクトリをマウント。 suで、/etc/fstabファイルを編集。/windowsディレクトリを作成し、/windowsをマウント。

ネットワークの設定が不明。 とりあえず保留して、無理矢理必要なパッケージをインストール。 windows98を立ち上げ、ftpサイトから、tcshを3つDL(普通と、漢字と、拡張版)。 OGLに入りaptの設定を試みるも、よくわからんので保留。 仕方が無いので、dpkgでのインストールにトライ…思兼の意味なし。wondows98ディレクトリに移動し、
# dpkg -i tcsh_6~1.deb
# dpkg -i tcsh-k~1.deb
# dpkg -i tcsh_i~1.deb
を実行。インストール完了。 次に、chshコマンドで、シェルをtcshに変更。 エラーメッセージが文字化けするので(笑)、
# dpkg -r tcsh-i18n
を実行して、一つアンインストールした。 .cshrcファイルをいじっていろいろ編集。
ここでまた問題が…。Xを上げようとしたら、xauthがエラーを吐く。…どぉしよぉ。

解決方法がわからんので、あきらめて、別のユーザーを作成(笑)。
で、グノムが重くていやなので、結局、X+icewmを使う。

ネットワークの設定に関して。 LANカードをさした状態で、
# ifconfig
とすると、「lo」の項目のみが出た。
# ifconfig eth0 up
# ifconfig
とすると、「lo」に加え、「eth0」の項目が出た。 どうやら、LANカードは認識されてるらしい (もし、認識されてなければ、ifconfig eth0 upとした時にエラーがでるらしい。)。
あとは、DHCPクライアントを動かせば良い。suになって、pumpとするとネットワークが通じる。
・・・起動時にpumpを起こす方法が不明・・・。
2002年1月31日
ネットワーク接続の設定。
# vi /etc/network/interfaces
auto lo eth0
iface lo inet loopback
iface eth0 inet dhcp
# vi /etc/pcmcia/network.opts
case "$ADDRESS" in
*,*,*,*)
	PUMP="y"
	DOMAIN="cmtnet.prv"
	;;
esac


windows98が立ち上がらなくなる事がある。 原因は不明。EMM386.exeが絡んでるのかもしれない。 「電源を切ってから、立ち上げなおす」と、起動してくれる。
2002年2月1日
思兼でアプリをインストールしようとしたが、どうもうまくいかなくなった。 復旧させる方法がよくわからなかったので、とりあえず、思兼を入れなおす事にした。 ・・・思兼がはいらない・・・。ブートローダーをインストールする所で、止まってしまう。 何度かトライしたが、ダメだった。

設定がいろいろわからないこともあるので、思兼をあきらめてターボリナックスを入れることにした。 前回と大体同じように設定した。 「lilo」は、MBRに入れた。 サウンドの設定にトライしたが上手くいったのかは不明。 ドキュメントパッケージも入れた。

…インストールが終わって、起動したら「gdmが見つかりません」というメッセージがでた。 仕方が無いので、
# vi /etc/X11/launch_xdm.conf
を編集し、
# LANG=`/sbin/dname -l` /usr/bin/gdm -nodaemon
LANG=`/sbin/dname -l` /usr/X11R6/bin/xdm -nodaemon
とした。
# telinit 5
とした。xdmでログイン画面がでるようになった。
デゥアルブートは自動的に設定されてた。

windowsディレクトリをマウント。 あとは、ユーザーで入って、シェルをtcshに変更。

# vi /etc/lilo.conf
を編集。
# lilo
で、編集したのを有効に。
# turbonetcfg
で、ネットワークの設定。 「基本設定」で、バイオ505Rの「ホスト名」と「ドメイン名」を設定。 「ネットワークインターフェース」で、irlan0を消し、「イーサネット」を追加。 それを、DHCPに設定して、それを起動した。 セーブして終了。 以下、デフォルトで読み込む設定ファイルを作成。
# vi /usr/skel/cshrc
# vi /usr/skel/xinitrc
xinitrcに実行権限をつけた。
ユーザーの、 .tcshrcと.xsessionを編集し、
if ( -f /usr/skel/cshrc ) then
   source /usr/skel/cshrc
endif
if [ -f "/usr/skel/xinitrc" ]; then
   . /usr/skel/xinitrc
fi
# turbopkg
で、パッケージのインストールや、更新をする。
2002年2月2日
.Xdefaultsを編集し、
#*visualBell true
*visualBell false
に変更。これで、警告時の画面フラッシュがなくなった。

qvwmを入れた。 /usr/local/share/qvwm/system.qvwmrc を ~/.qvwnrc にコピーして、編集し、
; PagingSize = 3x3
PagingSize = 1x1
; UsePager = True
UsePager = False
とした。これで、仮想デスクトップを消せる。

←【 Prev 】 ・・・・ 【 Next 】→