VAIO 505R ユニックス化 日記

愛機 VAIOノート PCG-505R は、ここ数年がんばって働いてくれた。 しかし最近は、お家からのメールチェック、音楽再生などの仕事しかさせてない。 これなら、無くても良いような気がしてきた。 そこで、必要なデータをバイオ2号くんに移してしまい、このバイオ1号くんは 「unixのインストール練習マシン」として活躍してもらうことにした。

こうして、バイオ505Rくんユニックス化計画が始動した。 このサイトは、そんな軌跡を追った日記である。
←【 Prev 】 ・・・・ 【 Next 】→

2002年2月3日

/dev/hda4が「基本領域」だったのを、「拡張領域」に変更した。

まずは、/home をバックアップ。
# cd /var/tmp
# cp -r /home home
次に、/homeがある、/dev/hda4を編集する作業へ。
# umount /home
# fdisk /dev/hda
領域4を消して、新たに領域4を拡張領域として作成(大きさはHDD全部の大きさを指定)。
領域5を拡張領域の中身として作成し、8000Mを確保した。 で、パーティション情報を書き込みした。
次に、
# mkreiserfs -f /dev/hda5
として、今作った領域5をレイザー形式でフォーマットした。
# vi /etc/fstab
で、/homeが/dev/hda4だったのを、/dev/hda5に変更した。
次は、ユーザーを作成。まずは、
# vipw
# vi /etc/group
でファイルを編集し、古い情報を削除した。 ここで、一度再起動した(いろんな設定を有効にしたいため)。
# reboot
# turbousercfg
で、ユーザーを作り直して、/var/tmpから、.tcshrc,.xinitrc,.qvwmrc,.Xdefaultsをコピーしてきた。
2002年2月4日
# vi /etc/inittab
を編集し、
#id:3:initdefault:
id:5:initdefault:
とした。これで、xdmが起動する。 空いてるHDDに、OMOIKANEを入れようとしたが、失敗。原因はよくわからん。 次に、VINEを入れようとしたが、これまた失敗。 8Gの壁なのか、拡張領域を/にしようとしたのがダメだったのか…。

Win98,Turbo,Vineで、トリプルブートだっ。

ファイルシステムの設定がまずかったような気がしたので、VINEに再トライ。
インストール完了。
次に、/homeを作成にとりかかった。turboと/homeを共有しようとしたがなぜか失敗。 仕方が無いので、
# vi /etc/fstab
/dev/hda7 /home reiserfs defaults 1 2
# fdisk /dev/hda
で、7を作成し1000Mを確保した。
# mkdir /home
# mkreiserfs -f /dev/hda7
次にユーザーを作成。
# adduser -s /bin/tcsh [ユーザー名]
# passwd [ユーザー名]

ここでvineをでて、turboを立ち上げた。 次に、liloでVineを立ち上げられるように設定。
# turbofscfg
ブートレコード→ブートイメージの追加→Linuxイメージ
/boot/vmlinuz、Vine_linux、/dev/hda6、空っぽ

これで、 トリプルブート完成。
しかし、Vineには、 ネットワークカード、USBマウス・・・いろいろ問題が・・・。
2002年2月5日

/homeをVineとTurboで共有しよう。ついでにWinからも見れるようにっ。

Turboで、/homeをバックアップ。
# cp -r /home /var/tmp/home
/hda5をext2でフォーマット。
# umount /home
# mkfs -t ext2 -v /dev/hda5
#/dev/hda5 /home reiserfs defaults 1 2
/dev/hda5 /home ext2 defaults 1 2
ユーザーを作り直して、再起動。

次は、Vineで作業。(/dev/hda7が、/homeになってた)
次は、turboで入りなおし、バックアップから、.tcshrc,.Xdefaults,.xinitrc,.qvwmrcをとってきた。
で、qvwmをダウンロードしてきて、Vineに入りなおし、Vineにqvwmを入れた。

windowsに、「Explore2fs」アプリをインストール。・・・これで、ext2フォーマットの領域を見れる。

残り領域にFreeBSDを入れようとしたが…ダメでした。 拡張領域に論理領域を作成できないみたい。 FreeBSD用に、一つ基本領域を確保しないといけないらしい。 しかも、Linux拡張領域よりも後ろに作るべきらしい。 とりあえず、FreeBSD保留。
2002年2月7日

カーネルの再構築と、サウンドの設定にトライ。

# turbomkboot
で、ブートディスクを作成。
# cd /usr/src/linux
# ./SetupKernelSource.sh i386
/usr/src/linux-2.4.9/.config /boot/linuz-2.4.9 を他の場所へ保存。
# make menuconfig
USB→USB Printer supportを外した。 USB→USB Audio supportを外した。 Bluetoothを外した。 IEE1394を外した。 save→PINGAとした。
# make dep ←依存性の設定
# make clean ←ツリーソースの作成
# make bzImage ←カーネルを構築
# make modules ←モジュールの構築
# make modules_install ←カーネルモジュールのインストール
# make install ←カーネルのインストール
なんとなく上手くいったっぽい。 でも、「ファイルがでかすぎてFDに入らない」とかいうようなメッセージが出た(笑)。

音を出すのにチャレンジ。カーネルをいじった意味があるのかは不明。 ちなみに、サウンドカードは、ES1879というもの。
# snddevices
# alsaconf
SoundBlaster_Pro CARD_0 IOPort = 0x220 IRQ = 5 8bit DMA = 1 Max 〜〜 = 32 と設定。これで音が出た。ドライバーをサウンドブラスターproにしたらどうにかなった。 本当は、ES18xxというドライバーを選んで設定すべきだと思うのだが、 これを選ぶと音が鳴ってくれない(設定値が間違ってるだけかもしれませんが…)。 ちなみに、
# lspci
としても、サウンドカードらしきものは表示されない気がする。どぉなってるんだろう。

←【 Prev 】 ・・・・ 【 Next 】→